運動はうつ病の一番の薬? タイム・マガジンの記事より

June 21, 2010  Written by Mineko Takada-Dill

アメリカでは年間うつ病の治療に10Billionドル(10兆円?)使うそうです。ここで、はっきりしなければいけないのは、かなり落ち込んでいる場合と、臨床で言う鬱とは違うという事です。アメリカ人はかなり落ち込んでいるので、気分を良くするために気軽にうつ病の薬を飲む人もいます。逆に臨床でいう、うつ病なのに薬を飲むのを拒んで大変な事になるケースもあります。
この記事では、余り重くないうつ病の人に、薬の代わりに運動を処方してよい結果がでたというものです。うつ状況だと、日常のちょっとした嫌な出来事でも、大きなストレスになり、心の健康に悪影響がでるのが、運動をしていると脳が日常の嫌な出来事が、ストレスにならないといった結果がでています。運動量は、軽い運動ー30分歩く場合週5回、もっと心臓がパクパクするようなアエロビクスの運動だと、1回30分で週に3回ぐらいのガイドラインです。

臨床的なうつの場合、薬とカウンセリングとを並行して行うことが大切ですが、運動も効果があるように思います。臨床のうつの場合は、必ず、専門家に相談してくださいね。

詳しくはタイムの記事を参照ください。http://www.time.com/time/health/article/0,8599,1998021,00.html?xid=rss-fullhealthsci-yahoo